「モノ」を知る活動を終えた、主催事業「ちがうぞちがうぞ、今とむかし」の1日目の夕食後、館内の廊下に賑やかな音が響きます。

紙芝居屋さんが館内を練り歩く
函館でウワサの「紙芝居屋(かみしばいや)さん」がネイパルに来てくれて、紙芝居の呼び込みで練り歩いているのです。

いよいよ紙芝居が始まるぞ
いよいよ紙芝居が始まります。
今はあまり見かけなくなった光景。子供だけではなく、保護者さんも含めて、みんなの期待は高まります。

ちんどん屋道具やら古い自転車やら
たくさんの紙芝居に太鼓などの鳴り物。レトロな自転車・・・。昭和の雰囲気が漂います。
紙芝居の前にクイズコーナー。
巧みな話術で、面白おかしく・・・。楽しい時間が流れます。

軽快な話術はさすがです
きんちゃんころちゃん、黄金バット・・紙芝居を読むその語りにも、いろいろな工夫があり、見る人を楽しませてくれます。

子供も大人も紙芝居に引き込まれる

当時のヒーロー黄金バットも登場
最後は、今のアニメと一緒。「さぁ、このあとはどうなるか・・・続きはこの次にぃ。」子供の頃、この言葉で、どれほど続きを楽しみにしたことか。当時の雰囲気、そのまんまに。
さて、紙芝居が一通り終わると、水飴が配られました。

紙芝居といえば水飴??
昔は、せんべいに水飴を挟んだおやつを買って、それを食べながら紙芝居を見ていました。このお菓子が、紙芝居屋さんの収入源・・・。
今回は、この水飴を、くねくね割り箸でねって、更に美味しくする方法も教えてもらいました。

水飴を練ると美味しい飴に
代表の子どもたちも、くねくね水飴ねりを体験。

みんなでねりねり
最後にせんべいに挟んで、みんなで水飴せんべいを食べました。
今のお菓子ほど甘くなく、すっごく美味しいおやつではないのですが、昭和では、これが最高の贅沢だったのです。
最後に残った時間で、ちんどん屋体験もさせてもらいました。

ちんどん屋さんにも挑戦
こうして、事業の1日目は、のちのアンケートで満足度100%の、紙芝居コーナーで終了。 参加したご家族は、ネイパル森で一晩を過ごしました。
事業2日目は「キラキラ万華鏡(まんげきょう)」を作る活動です。
その様子は、この次のお知らせで。(紙芝居の終わりみたい・・・)
●今回の事業でご協力いただいた紙芝居屋さん情報
カミシバイズム函館支部
(ヒラシマさん、ミタさん)
基本毎月第3日曜日、ささき商店、箱館カネサ商店で紙芝居上映