1 環境
「ネイパル」とは、英語の「ネイチャー(自然)」と「パル(仲間)」を組み合わせて作り上げた言葉で、6つある北海道立青少年教育施設共通の名前に用いられています。
北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル森は、自然環境のなかで行う集団宿泊訓練、野外活動、自然観察その他の活動を通じて、青少年の健全な育成を図ることを目的に、平成8年に道内5番目の少年自然の家として設置されました。
「ネイパル」という言葉の願いのとおり、秀峰駒ヶ岳の麓に位置し、近くに大沼国定公園に隣接する恵まれた自然環境を活用し、さまざまな自然体験活動が安価に楽しめます。また、各種研修やスポーツ・レクリエーションが行える施設・設備も整っているほか、活動に必要な用具も無料で貸し出しています。
キャンプサイトも併設しており、トイレ、雨天でも炊事可能な水回りを備えるほか、テントや寝袋、コンロやランタン等の貸し出しも無料。手ぶらでキャンプを楽しめる施設です。
2 ネイパルの目指す姿(北海道教育委員会制定)
目標:心豊かにたくましく生きる子どもを育む
自然とのふれあいや集団生活を通して、自ら考え行動できる能力を培い、心豊かにたくましく生きる子どもを育てます。
- 自然に親しむ活動から自然の不思議さや生命の尊さを学びましょう。
- 仲間と協力する活動から思いやりの心を育みましょう。
- 自らチャレンジする活動からたくましく生き抜く力を培いましょう。
3 利用できる方及び収容人数
学校による宿泊研修や部活動をはじめ、子ども会、少年団などの青少年育成団体を始め、老人クラブなど社会教育の研修を目的とする一般団体のほか、家族や友人、グループなどの交流を目的とした団体でも利用できます。2名以上から利用いただけます。
施設の収容人数(宿泊定員)は最大200名です。この定員の範囲内で、団体間で互いに譲り合いながら施設を利用いただいています。
4 利用の形態
道立施設である性格上、より多くの方々に施設を利用いただく使命を有しています。
ご利用は200名の定員の範囲内で複数の団体が互いに譲り合って施設や用品を活用して研修を行っていただきます。このため、貸し切り利用や先着順ではなく、事前に利用の申込み・活動計画の提出をいただき施設職員の調整のもと研修の日程や使用する場所を確定させていただきます。
5 休業日・臨時休業日
〇休業日
年末年始(12月29日~1月3日)です。職員も出勤せず警備員のみの対応となります。
〇臨時休業日
その他の臨時休業日については、ホームページでお知らせします。詳細は直接施設までお問い合わせください。休業日前日は日帰り利用のみ可能です。
臨時休業日でも職員は出勤していますので、利用調整や相談は可能です。