ネイパル森令和6年度主催事業「Let’s防災」がたくさんの参加を得て終わりました。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、その様子をお知らせ。
開会式の後、みんなが集まる体育館に登場したのは、なんと、この男!
今回の挑戦状の送り主、サイ・ガーイ。
今回の事業は、このサイ・ガーイとその手下たちが災害の難問を参加者に送りつけ、みんなで団結してその難問を解決していくというストーリー仕立てにして、「防災」という難しい学びを、楽しみながら体得するという工夫を凝らした、ネイパル森の渾身の事業です。
ですから今回は、ネイパル森の職員が扮する数々のキャラクターが登場します。
サイ・ガーイが消えた後は、”パル博士”が現れて、みんなで団結してパルレンジャーを組織してやっつけることを呼びかけます。これこそ「TEAMネイパルそなえ隊」の事業名の由来です。
各グループで、「決めポーズ」も考え、得点を競いました。
防災クイズでは、サイ・ガーイの手下、地震を起こす”アースクエイクサイトウ”が現れて、難問を出していきます。
こうして一つ一つ、難問に立ち向かう参加者パルレンジャー。
避難所設営の課題にも、真剣に話し合っています。
ここでは、北海道が作成した避難所設営クイズ「Doハグ」をもとに、ネイパル森職員が、小学生でも取り組めるよう内容を工夫した「モリハグ」をもとに課題を解いていきます。
また、奥尻沖地震の時の災害救援活動を行った森町役場職員の経験者からの体験談も聞きました。
実際の災害現場の苦労が伝わります。
「寝床を確保せよ」の難問には、体育館で避難所生活をする時の課題にぶつかります。
そこで、今回、自衛隊の方が来てくれて、避難所での寝床の確保の仕方や気をつけることについて、熱心に説明をいただきました。
こうした情報をもとに、各グループで実際に体育館で寝る準備を行います。
アドバイス通りに、プライバシーに配慮して、出入り口や通路を確保して、今日の夜の寝床の確保ができました。
そうこうしているうちに、夕食の時間が迫ります。災害を想定して、今日の夕食は豚汁とご飯。それを野外で作ります。
あれ???。カセットコンロの使い方に苦労する場面もありましたが、なんとか美味しい夕食が出来上がりました。
夕食を食べる頃には、すっかり日もくれて・・・
温かい豚汁が、とっても心にしみるごちそうになりました。
その後は、夜の屋外を味わうために、焚き火での暖とり。
炎を見る安心感が実感できます。でも、本当に災害だったら、こうして夜を過ごせるだろうか・・・そんなことを考えたりもします。
こうして1日目を終えたみんなは、体育館に雑魚寝・・・
避難所の体育館で、ゆっくり寝ることの難しさを、翌朝感じることになるのです。
こうして事業は2日目に入ります。
その様子は、また次のお知らせで。
- 参考:事業募集ページへ