さて、令和5年度のネイパル森主催事業。
今年の冬の事業は「冬の大沼大冒険」と題して、凍結した大沼を横断する活動をメインにした事業です。
大沼に向けてバスで移動した参加者。
早速、スノーシューを履いて準備に取りかかります。
ボランティアさんにも手伝ってもらって、しっかりと取り付けたら、みんな集まって、出発式。
横断に関する注意の確認などをしているこの場所・・・
実は、すでに湖の上。
後ろに見えるのが、大沼の「サイクリング休憩所」の東屋。
そして、いよいよ横断の大冒険が始まりました。
氷の厚さは、職員が何度も確認して30センチ以上。十分な強度はあるのですが、念の為、少し離れてグループごとに冒険の歩みを進めます。
途中、雪玉を作ってみたり、
「◯◯横断ウルトラクイズ」ばりに、大沼に関する◯✕クイズをしながら、
楽しく湖上横断を行います。
湖には子どもたちの歓声が響き渡っています。
40分ほどかけて、横断コースのほぼ中央。
ということは大沼のど真ん中。
目標とした鞍掛岩(くらかけいわ)のような岩(ここでは「はてな岩」としておきます)の近くに到着しました。
鞍掛岩は馬を意味する駒ケ岳にまつわる伝説がある岩なのです。
このあたりには、写真右端のこの岩しか湖上に出ている岩はないのですが、国土地理院の地図とは少し座標がずれているため、鞍掛岩のような「はてな岩」ということにしておきます。
(後日、七飯町の歴史館の方に調べていただき、この岩は、鞍掛岩”ではない”ということがわかりました)
夏に大沼に来た時に、よ〜く見てみると、この岩がかすかに見えるはずです。どんな伝説かは、調べてみてね。
さて、その岩の横、大沼のど真ん中で昼食タイム。
おにぎり弁当をみんなんで美味しくいただきます。
職員が事前踏査に来たときには風がとても強くて寒かったのですが、今日は絶好の天気です。
食事を終えたあと、”はてな岩”の近くでアイスドリルで氷に穴を開け、
3Mの棒を突っ込んでみますが、底にはつきません。
地図ではこのあたりは水深5〜7.5Mとなっています。お〜、確かに湖の上〜〜〜・・・
こうして昼食を終え、更に歩いたり、クイズをしながら2時間ほどかけて、ゴール近くの島を目指します。
そして、
島に上陸ぅ〜・・・・・。
こうして、2時間ちょっとかけて、大沼の大冒険は終了しました。
今回のコースはこんな感じ。
「サイクリング休憩所」をスタートして、「鞍掛岩のような岩」近くで昼食を食べ、「大沼駒ケ岳神社すぐ前の島」に上陸し、「神社前」でゴール。
参加したみんな。
今は、雪に覆われ、どこが陸でどこが湖上かはわからないけれど、ぜひ、氷が溶けたら大沼に来て、はてな岩や上陸した島を見てみてください。
みんなの足跡は、確かに大冒険だったと思い出してもらえると思うんだ。
そして、友達に自慢してほしいんだ。
「大沼は歩いて渡れるんだぜ」って。
そして、おとなになったら、みんなの子供に鼻高々で自慢してほしいのさ。
ちょっとつかれた2時間半の冒険は、間違いなくみんなの一生の記憶に残る最高の時間だったはずだから。
※お願い ー 今回はネイパル森職員が2年間をかけて安全を確かめた上での大冒険でした。安易に氷の上に立つことはしないでね。
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このあと、午後からは、かまくらを作ったり、2日目は運動会をしたり。そんな続きの楽しかった様子はこの次のお知らせをお楽しみに
- 参考:事業1日目後半と2日目のページへ
- 参考:事業の募集ページへ
- 参考:1日目がスタートしたお知らせのページへ
- 参考:この他の事業の報告ページへ(令和5年度を御覧ください)