先日、日帰りでご利用いただいた学校さん。集合は森町駅前です。
道教委が進める防災の学びのために、ネイパル森が作成した『海抜王』。
ハザードマップを利用した、命を守る学びを、実践しに来てくれたのです。
『海抜王』は津波から身を守ることを意識するため、ハザードマップを使いながら、森町内を歩いてまわり、指定されたポイントの「海抜」ポイントを集めるゲームです。
子どもたちは早速ポイント探しに出かけます。
班で協力しながら、一生懸命にポイントを探します。
ここは海抜3メートル。海抜ポイントは低そうですねぇ。
こうして、子どもたちは、森町の高台にあるオニウシ公園にゴールします。
でも、『海抜王』の大事なところはここから・・・
ただのゲームで終わらせないために、しっかりと活動の「ふりかえり」を行います。
今日の、全部のポイントを集めると高得点に。それは、海抜、すなわち、少しでも高い場所に避難することが大事であることをしっかりと確認します。
今回の学校さんは、海抜が2メートルほど。
それはそれは真剣です。
今回は、この活動の後、ネイパル森職員による講義も行いました。
自分の地震の経験談も含めたお話や、避難するときに何を持っていくかを考えるなどの時間としました。
教科書にはない、命を守る大切な学びの時間を終えて、ネイパル森を後にされました。
え??? 「私のところは津波の心配がない?」
でもね、この先海岸近くに住むこともありますし、何よりも、「ハザードマップ」というものがあり、どのような仕組みなのかを知ることは重要なことです。その学びには最高です。
そして、この活動を終えた後、今住む自分の町のハザードマップはどんなものかを知りたいと思うきっかけとしてもらうこと。さらに、今度は自分の町の災害から、自分や周りの人の命の守り方を探求する。そんなきっかけとしての取り組みなのです。
ぜひ、チャレンジしてみては?