本当であれば、今日は主催事業で、子どもたちを「雪まみれ」にさせてあげるはずだった日です。
新型コロナの感染拡大でやむなく中止となったのに、新たにフカフカの新雪が30センチほど積もったのです。この雪を味わわせてあげたかった・・・。
で、今日は、職員が、日暮山の大人向けのスノーシューコースを開拓しに、山へ向かいました。
膝までうまる雪の林の中を、一歩一歩。コースの目印を付けながら歩きます。
冬にしか立ち入ることのできない場所での、冬にしか見ることのできない景色を楽しめるコース開拓。
なにもないその静けさが、何かを語りかけて心にしみてくるのです。
静まり返った林の中で、見上げた景色もまた別世界。
スタートして約2時間。目的地に着いて、汗だくの衣服を整えたあとの、ほっと一息。
温かいコーヒーがまた格別の味なのです。その味わいとともに、今日のコースの振り返りを真面目に行っています。
利用者の皆さんに楽しんでもらうためには、自ら楽しみを見出すことが何より大切だと思うのです。だからこの時間も大切なのです。
施設には貸出用のスノーシューやバーナーがありますので、事業で行う予定だったショートコースと合わせて、ぜひ、今日のコースにチャレンジしていただけることを期待しています。
参考:中止となった「ネイパルで雪まみれ」事業募集ページはこちら