前の記事で1日目を紹介した、イースターにちなんだレクゲームやアロマワックスバー作りで春を楽しんだ「はっぴーすぷりんぐ」事業。
2日目は、まず最初の活動で、子どもと親に分かれてネイパル森の裏手のキャンプサイトへ。
昨日飾りを描いて、メッセージを入れた卵型カプセルを隠しに行きます。
これは「エッグハント」という遊び。
子供たちは、真剣に隠し場所を探します。
枝の間や、溶け残った雪の中に置いたり、地面に置いて落ち葉をいっぱいかけて隠したり。「絶対見つかんないようにする」って頑張ります。
この後入れ替わりで保護者がカプセルを隠しに来ます。
大きな違いは「見つけられるかなぁ」「この高さじゃ見えないんじゃない?」って、やっぱり子供のことを考えて隠していました。なんかステキ。
こうしてエッグを隠した後、一度屋内に戻って、次の活動に移ります。
「春を感じるスイーツづくり」として、「お団子」と「イチゴ大福」作りに挑戦です。
団子は粉から練って食紅を入れて3色に色を分けて、
団子状に丸めたらゆで上げます。
ゆであがったお団子を串にさして、団子3兄弟の出来上がり。
緑、白、赤のきれいな色の団子です。
この色にも意味があるって教えてもらってもんね。
もう一つの「イチゴ大福」作りは、今回は求肥を使ってあんことイチゴをまいていきます、
施設内には、イチゴの甘酸っぱい香りに満たされて、「早く食べた~い」って子供の声。
横長にまいたり、求肥の上に切り込みを入れてイチゴが見えるようにして見栄えをアップしたり。
同じ材料ですが、個性あふれるスィーツの完成です。
とても良い春らしい天気に恵まれたこの日。
温かいので、希望した方は屋外でおやつタイム。
春に日差しを感じながらのひと時を家族で過ごしました。
なんとなく、親子の会話が聞こえてきそうな、そんなゆったりとした時間が流れます。
このまま昼食も屋外でいただきましたよ。
最後の活動は、先ほど隠したカプセルを探す「エッグハント」
それぞれ隠したカプセルを探して走り回る子供たち。
お菓子が入った、ネイパル森のカプセルも隠されているとあって、みんな真剣です。
子供が真剣に隠したので、なかなか見つけられないご家族も、子供のヒントをもとに全部見つけられました。
親子が隠したカプセルには親から子へ、子から親へのメッセージカードも入っていて、どんなメッセージが書かれていたかは、家族のヒミツです。
こうして2日間の、春を感じながら親子の絆を深めていただく事業は閉会しました。
最後は、お世話になったボランティアさんと別れを惜しみながら、皆さん帰路につきました。
今回の事業では、本当に仲の良いステキなご家族にたくさん出会えたことと、参加されたご家族同士が仲良しになって再会を願って別れを惜しんだご家族もいて、こんな風景に出会えることは、施設職員として最高の瞬間なのです。
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