さてさて、今日は臨時休業日。消防設備点検で、朝から業者さんが来て、消防設備や放送の点検をとっても丁寧に行ってくれています。
せっかくの休業日で利用者がいないので、「職員研修を行っちゃおう」という、やる気満々のネイパル森。
午前中は、設備点検の業者さんにお願いして、消火栓の放水研修を行いました。
普段、消火栓から実際に放水する研修はなかなかできないので、点検業者さんのご協力で、設備点検に合わせて放水訓練をすることにしました。
そして、いよいよ放水。でも、そこはネイパル森。ただの放水ではなく、より実践的にやってみることにしました。
2人が1組になり、各自が消化器を火元に持っていき、その場で、消化器での消火担当と、消化器をもう一人に預けて消火栓を引き出してくる担当に分かれる動きを入れました。
消火活動が途切れないようにリレーする練習も兼ねた放水訓練です。
結構な勢いの水を、確実に火元に向ける練習。
職員は走り回って、声を出して・・・。全員が放水訓練を真剣に行ったのでした。
そんな訓練を終えた午後からは、森町消防署の職員にお越しいただき、「普通救急救命講習」を行いました。
座学1時間、実習2時間の計3時間。パート職員も加わって結構ハードな研修です。
座学での理論研修の後、2グループに別れて胸骨圧迫(今は心臓マッサージって言わないんだって)の実習です。
30秒で「大変」1分で「きっつ〜」2分で「へろへろ」(まじで)
町外れにあるネイパル森ですので、救急車が来るまで10分はかかってしまいます。
「この対応が生死を分ける。」そんな思いで、みんな一生懸命です。
最後には、胸骨圧迫とAEDの使用を合わせた総合練習。
「万が一に備えた、日常の備え」がとても大事だということを確認しながら、ほぼ1日続いた研修は終了しました。
今日の訓練を、実際に行う日が来ないことが一番うれしいことです。