自然豊かな地域にあるネイパル森の周辺でも、近年ヒグマの目撃情報が出てきています。
ある意味、札幌の町のど真ん中にも、ヒグマが出没する時代ですので、この周りには、居て当たり前と思うことが大切です。
自然の中での活動では、どうしても危険にさらされるリスクが増します。何より大切なのは、そのリスクをいかに減らすかということ。
こうしたことから、ネイパル森では、施設周辺や活動エリアで熊避けの作業や痕跡の確認を行うなどして、安全に利用いただけるよう、取り組んでいるのです。
熊との向き合い方は、とにかく「出会わないこと、寄せ付けないこと」が大事。
そこで、これまで用意していた熊よけ鈴を大幅に増量!!
利用の皆様に利用していただけるよう、グループ1個を目安に用意しました。この日も2個活躍中ですね。
この他に、緊急時の連絡用に無線機も貸し出しています。
熊よけ用品は職員からお渡ししますが、要望がありましたらぜひお申し付けください。
森町での目撃情報はほとんどが、早朝や夕暮れ。通常の活動時間中は大丈夫だとは思うのですが、念のために。
ネイパル森に限らず、もはや、自然の中に出かけるときには熊よけの装備を用意することはマナーなのです。
そして、利用の皆様には、食べ物やゴミを残して来て熊を寄せ付ける行為は絶対にしないよう、ご協力をお願いいたします。
この他、引率者用に資料も用意しましたのでご活用いただき、リスクコントロールへのご協力をお願いいたします。
参考:引率者用資料「ヒグマと出会わないために」(PDF)