先に、開会式のあと参加者の気持ちをほぐし、その後、災害の学びや避難所設営、災害対応食を作るなどして、防災・減災を学んできた1日目の様子をお知らせしました。
そして、体育館などで避難所の夜を体験した参加者は、事業の2日目に突入。
駒ケ岳の噴火に詳しい鹿部町役場から、防災危機管理官を講師に迎えて、駒ケ岳の噴火の特徴と噴火の歴史を説明してもらいました。
講師手作りの実験道具も登場!
参加者も興味津々。
こうして駒ケ岳の噴火による災害について学んだあと、実際に山に行って、火山だからこその特徴を探しました。
ところが、ちょっとしたアクシデント。
連休最終日の秋晴れ。登山客が大勢きていて駐車場にバスが入ることができません。それだけ有名な山でもあるということですね。
駐車場手前から歩いて駒ケ岳へ向かいます。今回の事業に参加してくれた中学生もとっても元気です。
登山の途中で、砂鉄を探したり、噴火で落ちてきた石を虫眼鏡で観察したり、噴火の観測機器の観察をしたり。
登山とはちょっと違った視点で駒ケ岳への訪問でした。
さて、ネイパル森に戻っての振り返りの時間。
みんな積極的に発表しながら、防災・減災の学びを確かめました。
今回参加してくれたみんなが、自分の命だけではなく、家族や友達の命を守れる実行動をしてくれることが、施設職員の願いです。
もしかして災害で避難所に行くことがあった時に、積極的に活動している小中学生がいたら、それはネイパル森の今回参加のメンバーかもしれません。
災害は起きないにこしたことはない。
でも「いつか」は「今だ」と思って備えをしておくことが大切で、そのために知識を得ておくことは、命につながる大切な学びなのだと、強く思う2日間でした。
<「ネイパル防災A・P」について>
ネイパル森では、施設利用時に噴火や津波などの災害への備えを体験的に学ぶプログラム「防災A・P]を用意しています。
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「防災A・P」の詳細については施設にお問い合わせください。